主婦だってリコーダー吹きたいわ

リコーダーに挑戦する主婦の戯言懐古日記

「コモエスタ赤坂」、リコーダーで酔いしれてみたいのよ

「ロス・インディオス&シルビア」の名曲、「コモエスタ赤坂」です。好きなんですよね、この曲。

 
昭和のムード歌謡の謎なところなんですが、歌の主役の年代ってどれくらいなのよ?という点。多くの歌に共通するのではないかしら。
 
この歌の歌詞を読んでいくと、おそらく20代後半の女性なのかな、と思います。読みといていくと......
 
 
赤坂の高級バーみたいなところで、「ごきげんよう、みなさん(コモエスタ セニョール)」と挨拶をし、ろうそくの炎眺めて、これから恋が始まるだの、別れたひとに会えそうだの、一人暮らしだけどここは愛の部屋なの、それが赤坂の心(コラソン!)だわ、とか思う女性。
 
 
……いや、昭和の女性は情緒が豊かなんですね。そして、匂い立つような色気をまとっていますよね。なんせ、挨拶からして違いますよ。「セニョール」って、花輪くんが言っているのしか聞いたことないし。
私はいい歳になっても、バーとか一人で行けないですもん。赤坂とか、BLITZ以外で行ったことないですもん。まず、一人で東京に行くとすごい緊張しますし。
 
そんな気だるい色気を放つ女性の気持ちになって、リコーダーを吹いてみました。
 
歌い上げるシルビアさん、本当に美声です。あと、ロス・インディオスの誰かの声も。
 
要注意なんですけど、「間(ま)」、「溜め」があったりしまして、すっごい吹きづらいです。特にロス・インディオスの誰かのとき。それも行間の色気なんですね、はい。
 
 
「間」の取り方さえわかれば、わりと短時間で攻略できます。あと、イントロが素敵です。
 
私もそろそろ一人で東京に行っても、堂々としていたい。この前、ライブ見に10年ぶりに新宿に行ったときも、歩いているだけで因縁つけられるんじゃないかプルプルでしたし。
本当は、亜希さん気取りでヒールをカツカツいわせて、「コモエスタ?コモエスタ?」などと言いながら、セニョールセニョリータに会いに夜の町にくりだしたいの。デルコラソーン。