主婦だってリコーダー吹きたいわ

リコーダーに挑戦する主婦の戯言懐古日記

「薔薇は美しく散る」、薔薇のさだめに生まれたリコーダー


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近所にまともなバラが咲いていなかったので、道端に生えていた一重咲きのバラを写してみました。

子供の頃、テレビ東京で「ベルサイユのバラ」の再放送がありました。まだ小2とかだったんですが、私の母が、「フランス革命だから!絶対見なさい!」などと言い出し、強制的に見せられました。

多くの女子同様、小2でオスカル様に心を持っていかれました。漫画をたくさん持っていた友達のお姉さんからベルバラを全巻借りて、読みました。ロザリーに嫉妬したりね。ちょっとね、ラブなシーンもありでね、ドキドキしちゃいましたね。なんせ、それまで読んでたのは「あさりちゃん」とかでしたからね。

母は革命について学んでほしかったんだろうけれど、私は男装の麗人に異常に反応しやすい女子になってしまったのでした。「アニメ三銃士」のアラミスとかね。なりたい、私も男装して敵と戦いたい!

まぁ、その気持ちは今でも変わりません。困ってます。私があと20歳くらい若かったら、間違いなく、オスカルの格好してコミケとか行ってたわ。

そんな熱い革命の気持ちを胸に秘めて、「薔薇は美しく散る」を吹いてみました。

うっとりしちゃいましたねー私は薔薇のさだめに生まれちゃったなーなんてね。感情移入しながら吹くと、とても気持ちいいですよ。

残念ポイントは、吹き足りないってことです。もっと吹きたい、熱いショコラを!

それにしても、ベルバラは本当に名作です。私も、とんこがある程度の年齢になったら、読むことをおすすめしようと思います。今、小2ですけど、さすがにラブシーンはねぇ。そう思ったら、私の母ってとんでもないわー他にも変な本勧められたりしたので、そのうち書きます。

ジュテーム リコーダー!(志垣太郎)

【半端な黒歴史】バンド名を書いた紙を発見する

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年に数回、ひょっこり現れる紙きれがある。片づけをして見つけては、その辺に放置し、消え、また片づけをすると出てくるという。

先日、また出てきた。

 

高校生のころ、黒歴史には欠かせない「バンド結成」をしていた。ここまでの話はそのうち書くということで、ひとまずはバンドの一員であったことだけ書いておく。

 

たまたま同じ高校で知り合った、たまたまその場で楽器ができる人がいた、というだけでその日に結成されたインスタントバンドのはずが、2年間学校で活動することになった。

1年目の秋、文化祭でのデビュー。その際につけたバンド名が、ちょっと納得のいかない地味なものだった。そこで、2年目の文化祭前、ボーカル担当の友人Aと新しいバンド名をつけようということで、2人で考えた。紙切れにしたためた。その紙が、ひょっこり現れる紙切れなのだ。「インパクト大事!」「他にはない名前を!」などと一生懸命、授業も放棄して考えた。私の青春の記録として、一部を抜粋しておく。

 

  • 中日オリックス
  • 泡姫応援団
  • ダッチワイ●人生
  • 夏休み捕鯨ノート(ふろく)
  • まさる姉さん
  • 私のSMAP追っかけ日記(今日、中居ちゃんと目があったの!)
  • つりざおのしくみ

 

まぁ、ギターとドラムの人は困惑していたよね。彼女たちは、バンドに対して真摯に向き合っていたのだから。もちろん、私も友人Aも、アプローチは違えど真摯に向き合っていたと思う。ちゃんと練習もしていたし。

でも、彼女たちは私たち以上に真剣なのはわかっていたから、バンド名選択を彼女たちに任せた。紙には、「これならお互い妥協できるんじゃ?(例えば『ジャパユキじゃないの?』とか)」という名前も書かれていたので。

 

ところが、彼女たちが選んだのは、もっとも選んじゃダメな名前だった。「ミッキーマウス」をもじって、「ミッキーま●す」というものだった。意味を取り違えられたのだ。「くるくる回るミッキー」くらいにしか考えなかったのだろう。そして、その名前で登録されてしまった。今更、「いや、この名前なんだけどさー、実はさーまわ●ってさー」なんて言えない。

しかも、みんな「わりとかわいい名前だねー」「パロったねー」くらいにしか感想を述べてくれなかった。先生も普通にOK出してたし。男子ですら、「ミッキーのぬいぐるみくるくるしようか?」なんて言ってたし。なんて中途半端!

 

文化祭、クリスマスライブ、私たちは「ミッキーまわ●」として活動し、そして3年生になるころに解散した。紙切れだけは捨てられず、だが大事にするでもなく、20年一緒に過ごしている。ちなみに、演奏していたのは、「THE MAD CAPSULE MARKETS」「Nirvana」「JUDY AND MARY」「黒夢」「シャ乱Q」など、まったく統一感のない感じ。でも、どれも弾いていて楽しかった。

今はリコーダーが楽しい。昔弾いた曲も、リコーダーでチャレンジしてみようかと思っています。

上記の埋もれたバンド名も、どなたか使ってやって下さい。草葉の陰で、おばさん達、喜んじゃいます。

リコーダーでも何でも「勝手にしやがれ」

私の叔父が、ジュリー気取りでした。飲み屋で「俺はジュリーだ」みたいな感じだったんです。

スナックに妹と連れていかれ、叔父の得意気なツイストまがいのダンスを見せられ、ドン引きしたのはいい思い出です。若い頃のジュリーには似ていませんが、現在のジュリーに似ているとは思います。

あと、別の飲み屋で、来ていたお客さん(吉田さん)にキャップを深く被せ、無理やり「勝手にしやがれ」を歌わせて、友達と「プーックスクス」と笑ってやったのもいい思い出です。

そんなメモリアルな曲、「勝手にしやがれ」を、リコーダーで勝手に吹いてみました。

勝手に吹いてみましたが、気持ちよく吹けます。攻略もわりと簡単です。

ただ、この曲の見せ場である「あーあーあーあー」の、両手を上げて歌うところは、さすがに無理です。うーん、ここがやりたいんだけどなぁ。

しかし、この歌の世界観は素敵ですね。恋人に出ていかれたら、夜というのに派手なレコードかけて、ワンマンショーですよ?朝まで大人なのにふざけちゃうんですよ。ご近所に多大な迷惑かけながらも、恋人にはいつでも戻っていいと言える懐の深さ。でも、そんな彼氏はイヤですよね。ケンカするたびに、夜中にワンマンショーですよ?通報されますよ。

そこいくと、私は昼間にワンマンショーなので、ひとまず通報されることはないと思います。ただ、比較的大きな音で「勝手にしやがれ」をかけて、へっぽこリコーダー吹いている点では、この男と同じ近所迷惑野郎なんですよね。

なんか昭和の歌ばっかり吹いている気がするので、次は平成な曲にチャレンジしてみようと思います。元年くらいの新曲でがんばります。

「愛してると言えなくて」、リコーダーだからレイヤーだと気づけなくて

友人の母が、長年コスプレイヤーであったということを、以前母から教えられました。

 
松尾和子のコスプレだそうです。
 
そういえば、いつも巻き髪、黒いロングスカート(ほぼ黒一色)の姿をしてました。ネットで画像を見ましたが、まさに松尾和子
 
「あの人、松尾和子大好きだから」と言っていましたが、「もしかして、和子じゃなくて月影先生コスなんじゃないの?」という疑問もぬぐいきれませんでした。
 
 
そんな松尾和子コスの娘さんがゴールデンボンバーの大ファンだったので、ちょっとこの曲を捧げちゃおうかなーなんつって。
 
ゴールデンボンバーの「愛してると言えなくて」といえば、喜矢武豊さんのギターソロ。喜屋武さんがギター弾けるとは思ってもみなかった。
 
これは吹いていて楽しい曲です。もれなく、ギターソロも吹けます。youさんのソロは小刻みに震える奏法しかできなかってけれど、こっちは得意気に吹いてやりました。
 
注意する点は、息継ぎです。ラストのサビの繰り返しはしんどいですね。歳のせいか、肺活量が衰えてますし。あと、冒頭の鬼龍院のセリフは吹けません。そこはリコーダーを使ってエアードラムでもしておきましょう。私はしてみました。
 
でも、もしかして、セリフのとこも表現できるのかしら?「愛してる!」って、リコーダーで言えるのかな?リコーダーで言えたら、抱き締めてくれたりしますーか♪
 
さて、タケノコご飯でも食べます。

「コモエスタ赤坂」、リコーダーで酔いしれてみたいのよ

「ロス・インディオス&シルビア」の名曲、「コモエスタ赤坂」です。好きなんですよね、この曲。

 
昭和のムード歌謡の謎なところなんですが、歌の主役の年代ってどれくらいなのよ?という点。多くの歌に共通するのではないかしら。
 
この歌の歌詞を読んでいくと、おそらく20代後半の女性なのかな、と思います。読みといていくと......
 
 
赤坂の高級バーみたいなところで、「ごきげんよう、みなさん(コモエスタ セニョール)」と挨拶をし、ろうそくの炎眺めて、これから恋が始まるだの、別れたひとに会えそうだの、一人暮らしだけどここは愛の部屋なの、それが赤坂の心(コラソン!)だわ、とか思う女性。
 
 
……いや、昭和の女性は情緒が豊かなんですね。そして、匂い立つような色気をまとっていますよね。なんせ、挨拶からして違いますよ。「セニョール」って、花輪くんが言っているのしか聞いたことないし。
私はいい歳になっても、バーとか一人で行けないですもん。赤坂とか、BLITZ以外で行ったことないですもん。まず、一人で東京に行くとすごい緊張しますし。
 
そんな気だるい色気を放つ女性の気持ちになって、リコーダーを吹いてみました。
 
歌い上げるシルビアさん、本当に美声です。あと、ロス・インディオスの誰かの声も。
 
要注意なんですけど、「間(ま)」、「溜め」があったりしまして、すっごい吹きづらいです。特にロス・インディオスの誰かのとき。それも行間の色気なんですね、はい。
 
 
「間」の取り方さえわかれば、わりと短時間で攻略できます。あと、イントロが素敵です。
 
私もそろそろ一人で東京に行っても、堂々としていたい。この前、ライブ見に10年ぶりに新宿に行ったときも、歩いているだけで因縁つけられるんじゃないかプルプルでしたし。
本当は、亜希さん気取りでヒールをカツカツいわせて、「コモエスタ?コモエスタ?」などと言いながら、セニョールセニョリータに会いに夜の町にくりだしたいの。デルコラソーン。
 
 
 

リコーダーで「ボヘミアン」、清春バージョンではありません

飲み会のために、モノマネを仕込んだことがあります。「CHAGE&ASKAバージョンのボヘミアン」です。

我ながら、私、飛鳥ってたんですよね。声は似てないですけど、歌い方のシンクロ率が。「こよいもぅぉお~♪あなたのゆくえうらなってみぃんる~♪」とか、ホントいい歳してなにしてんだろ?でも、私は飛鳥だからいいか!ってくらいに。

残念ながら、飲み会がかなり重い雰囲気だったので、そのモノマネを披露するタイミングがまったくなく、未だ日の目を見ておりませんが。

今回はそんな思い出の曲、「ボヘミアン」です。現在「葛城ユキバージョン」の音源しかなかったので、こちらをソプラノリコーダーで歌い上げてみました。ちなみに、基本、毎回耳コピです。なので、多少、雑なところもあります。

ボヘミアンはわりと吹きやすいですね。息継ぎしやすく、音程の上下も少なく、初心者向けです。

しかし残念なのは、リコーダーの音ってさわやかなんですよね。葛城ユキさんのハスキートーンは表現できません。リコーダーにエフェクターでもつなげたら面白いんですけどね。

その後、テンションが上がり、破れかけのタロット投げてよろしく、リコーダーを投げ捨て、ユキさんの声を真似て歌ってみました。私もいい歳になったわけですが、哀愁漂う声とはほど遠いようです。そんなわけで、飛鳥の歌声を思い出しながら歌ってみました。

ひーとよにもんえおーちて~♪あんまいゆめみてぇぇん♪

あぁ、まだいける。狂おしく抱きしめたあなた旅人ーを待つ、私、飛鳥!!(アラフォー)


リコーダーで「X」、思い出すのは黒歴史

今日も仕事がお休みなので、まともに練習できました。もう、ご近所は気にしないようにしました。大人でもリコーダー吹くんです、ホラ吹くよりいいじゃないですか!

ということで、今日は「X JAPAN」の曲に挑戦してみました。

私が中学1年生のときに、クラスの悪い連中は「X」や「BOOWY」などに夢中でした。タイムリーな世代ではなく、少し上の年代が旬な彼らを聴いていたのです。そのため、学校には先輩たちの遺物であるものがちらほら。机や壁に「暴威」とか彫ってあったり。

私はと言うと、電気グルーヴが好きでした。生で見たピエール瀧に心を奪われていまして。が、たまたま「X」を聴く機会があり、「さ、silent jealousyって、す、すごい!」と、残念なことに、そこから中二病を発症してしまったのです。あまりにも恥ずかしいネタを連発しだすのですが、それはまた別の機会に書きます。

夜中にリコーダーを爆音で吹きたくなるくらいに狂おしい思い出ばかりの「X」ですが、メロディーラインはソプラノでいけそうなものが多いようです。

今日、吹いたのは名曲「X」です。これは、リコーダー初心者でもいけます。音の上下がホントに少ない。でも、気を付けなくてはいけないのは、「Xジャンプはしない方がいい」というところ。口にくわえたリコーダーは落ちるわ、また初心者はポジショニングが甘いので、次のメロディーにうまくつなげられず、ピーーッ!ってなります。これは近所迷惑ですね。

あと、「オン リコーダー たーまーぎーく!」のタイミングです。これは吹いているとわかりますが、紹介したくなります。リコーダー紹介は、必然的にボーカル紹介の部分になるので、紹介し忘れのないように気をつけましょう。say anythingです。あの人誰?ってざわめきだけが心を刺します。

これも、ギターソロはどうだろうかと思ったのですが、まぁ無理でした。二人いないとダメですしね。そこじゃないですけどね。

懐メロはともかくとして、まともに練習しているのは、「モルダウ」です。こっちは全然「鶴見川」なんで、PATA(初期)のコスプレして円陣組んで「気合いー!」とか言いながら頑張ります。