主婦だってリコーダー吹きたいわ

リコーダーに挑戦する主婦の戯言懐古日記

リコーダーでも何でも「勝手にしやがれ」

私の叔父が、ジュリー気取りでした。飲み屋で「俺はジュリーだ」みたいな感じだったんです。

スナックに妹と連れていかれ、叔父の得意気なツイストまがいのダンスを見せられ、ドン引きしたのはいい思い出です。若い頃のジュリーには似ていませんが、現在のジュリーに似ているとは思います。

あと、別の飲み屋で、来ていたお客さん(吉田さん)にキャップを深く被せ、無理やり「勝手にしやがれ」を歌わせて、友達と「プーックスクス」と笑ってやったのもいい思い出です。

そんなメモリアルな曲、「勝手にしやがれ」を、リコーダーで勝手に吹いてみました。

勝手に吹いてみましたが、気持ちよく吹けます。攻略もわりと簡単です。

ただ、この曲の見せ場である「あーあーあーあー」の、両手を上げて歌うところは、さすがに無理です。うーん、ここがやりたいんだけどなぁ。

しかし、この歌の世界観は素敵ですね。恋人に出ていかれたら、夜というのに派手なレコードかけて、ワンマンショーですよ?朝まで大人なのにふざけちゃうんですよ。ご近所に多大な迷惑かけながらも、恋人にはいつでも戻っていいと言える懐の深さ。でも、そんな彼氏はイヤですよね。ケンカするたびに、夜中にワンマンショーですよ?通報されますよ。

そこいくと、私は昼間にワンマンショーなので、ひとまず通報されることはないと思います。ただ、比較的大きな音で「勝手にしやがれ」をかけて、へっぽこリコーダー吹いている点では、この男と同じ近所迷惑野郎なんですよね。

なんか昭和の歌ばっかり吹いている気がするので、次は平成な曲にチャレンジしてみようと思います。元年くらいの新曲でがんばります。

「愛してると言えなくて」、リコーダーだからレイヤーだと気づけなくて

友人の母が、長年コスプレイヤーであったということを、以前母から教えられました。

 
松尾和子のコスプレだそうです。
 
そういえば、いつも巻き髪、黒いロングスカート(ほぼ黒一色)の姿をしてました。ネットで画像を見ましたが、まさに松尾和子
 
「あの人、松尾和子大好きだから」と言っていましたが、「もしかして、和子じゃなくて月影先生コスなんじゃないの?」という疑問もぬぐいきれませんでした。
 
 
そんな松尾和子コスの娘さんがゴールデンボンバーの大ファンだったので、ちょっとこの曲を捧げちゃおうかなーなんつって。
 
ゴールデンボンバーの「愛してると言えなくて」といえば、喜矢武豊さんのギターソロ。喜屋武さんがギター弾けるとは思ってもみなかった。
 
これは吹いていて楽しい曲です。もれなく、ギターソロも吹けます。youさんのソロは小刻みに震える奏法しかできなかってけれど、こっちは得意気に吹いてやりました。
 
注意する点は、息継ぎです。ラストのサビの繰り返しはしんどいですね。歳のせいか、肺活量が衰えてますし。あと、冒頭の鬼龍院のセリフは吹けません。そこはリコーダーを使ってエアードラムでもしておきましょう。私はしてみました。
 
でも、もしかして、セリフのとこも表現できるのかしら?「愛してる!」って、リコーダーで言えるのかな?リコーダーで言えたら、抱き締めてくれたりしますーか♪
 
さて、タケノコご飯でも食べます。

「コモエスタ赤坂」、リコーダーで酔いしれてみたいのよ

「ロス・インディオス&シルビア」の名曲、「コモエスタ赤坂」です。好きなんですよね、この曲。

 
昭和のムード歌謡の謎なところなんですが、歌の主役の年代ってどれくらいなのよ?という点。多くの歌に共通するのではないかしら。
 
この歌の歌詞を読んでいくと、おそらく20代後半の女性なのかな、と思います。読みといていくと......
 
 
赤坂の高級バーみたいなところで、「ごきげんよう、みなさん(コモエスタ セニョール)」と挨拶をし、ろうそくの炎眺めて、これから恋が始まるだの、別れたひとに会えそうだの、一人暮らしだけどここは愛の部屋なの、それが赤坂の心(コラソン!)だわ、とか思う女性。
 
 
……いや、昭和の女性は情緒が豊かなんですね。そして、匂い立つような色気をまとっていますよね。なんせ、挨拶からして違いますよ。「セニョール」って、花輪くんが言っているのしか聞いたことないし。
私はいい歳になっても、バーとか一人で行けないですもん。赤坂とか、BLITZ以外で行ったことないですもん。まず、一人で東京に行くとすごい緊張しますし。
 
そんな気だるい色気を放つ女性の気持ちになって、リコーダーを吹いてみました。
 
歌い上げるシルビアさん、本当に美声です。あと、ロス・インディオスの誰かの声も。
 
要注意なんですけど、「間(ま)」、「溜め」があったりしまして、すっごい吹きづらいです。特にロス・インディオスの誰かのとき。それも行間の色気なんですね、はい。
 
 
「間」の取り方さえわかれば、わりと短時間で攻略できます。あと、イントロが素敵です。
 
私もそろそろ一人で東京に行っても、堂々としていたい。この前、ライブ見に10年ぶりに新宿に行ったときも、歩いているだけで因縁つけられるんじゃないかプルプルでしたし。
本当は、亜希さん気取りでヒールをカツカツいわせて、「コモエスタ?コモエスタ?」などと言いながら、セニョールセニョリータに会いに夜の町にくりだしたいの。デルコラソーン。
 
 
 

リコーダーで「ボヘミアン」、清春バージョンではありません

飲み会のために、モノマネを仕込んだことがあります。「CHAGE&ASKAバージョンのボヘミアン」です。

我ながら、私、飛鳥ってたんですよね。声は似てないですけど、歌い方のシンクロ率が。「こよいもぅぉお~♪あなたのゆくえうらなってみぃんる~♪」とか、ホントいい歳してなにしてんだろ?でも、私は飛鳥だからいいか!ってくらいに。

残念ながら、飲み会がかなり重い雰囲気だったので、そのモノマネを披露するタイミングがまったくなく、未だ日の目を見ておりませんが。

今回はそんな思い出の曲、「ボヘミアン」です。現在「葛城ユキバージョン」の音源しかなかったので、こちらをソプラノリコーダーで歌い上げてみました。ちなみに、基本、毎回耳コピです。なので、多少、雑なところもあります。

ボヘミアンはわりと吹きやすいですね。息継ぎしやすく、音程の上下も少なく、初心者向けです。

しかし残念なのは、リコーダーの音ってさわやかなんですよね。葛城ユキさんのハスキートーンは表現できません。リコーダーにエフェクターでもつなげたら面白いんですけどね。

その後、テンションが上がり、破れかけのタロット投げてよろしく、リコーダーを投げ捨て、ユキさんの声を真似て歌ってみました。私もいい歳になったわけですが、哀愁漂う声とはほど遠いようです。そんなわけで、飛鳥の歌声を思い出しながら歌ってみました。

ひーとよにもんえおーちて~♪あんまいゆめみてぇぇん♪

あぁ、まだいける。狂おしく抱きしめたあなた旅人ーを待つ、私、飛鳥!!(アラフォー)


リコーダーで「X」、思い出すのは黒歴史

今日も仕事がお休みなので、まともに練習できました。もう、ご近所は気にしないようにしました。大人でもリコーダー吹くんです、ホラ吹くよりいいじゃないですか!

ということで、今日は「X JAPAN」の曲に挑戦してみました。

私が中学1年生のときに、クラスの悪い連中は「X」や「BOOWY」などに夢中でした。タイムリーな世代ではなく、少し上の年代が旬な彼らを聴いていたのです。そのため、学校には先輩たちの遺物であるものがちらほら。机や壁に「暴威」とか彫ってあったり。

私はと言うと、電気グルーヴが好きでした。生で見たピエール瀧に心を奪われていまして。が、たまたま「X」を聴く機会があり、「さ、silent jealousyって、す、すごい!」と、残念なことに、そこから中二病を発症してしまったのです。あまりにも恥ずかしいネタを連発しだすのですが、それはまた別の機会に書きます。

夜中にリコーダーを爆音で吹きたくなるくらいに狂おしい思い出ばかりの「X」ですが、メロディーラインはソプラノでいけそうなものが多いようです。

今日、吹いたのは名曲「X」です。これは、リコーダー初心者でもいけます。音の上下がホントに少ない。でも、気を付けなくてはいけないのは、「Xジャンプはしない方がいい」というところ。口にくわえたリコーダーは落ちるわ、また初心者はポジショニングが甘いので、次のメロディーにうまくつなげられず、ピーーッ!ってなります。これは近所迷惑ですね。

あと、「オン リコーダー たーまーぎーく!」のタイミングです。これは吹いているとわかりますが、紹介したくなります。リコーダー紹介は、必然的にボーカル紹介の部分になるので、紹介し忘れのないように気をつけましょう。say anythingです。あの人誰?ってざわめきだけが心を刺します。

これも、ギターソロはどうだろうかと思ったのですが、まぁ無理でした。二人いないとダメですしね。そこじゃないですけどね。

懐メロはともかくとして、まともに練習しているのは、「モルダウ」です。こっちは全然「鶴見川」なんで、PATA(初期)のコスプレして円陣組んで「気合いー!」とか言いながら頑張ります。

リコーダーで吹く「vanity(janne da arc)」のタッピング

好きな曲を聴くと、吹きたくなりませんか?リコーダーを。現在、私のPCの前にはリコーダーがあります。「これは!」と思う曲を聴いて、すぐにリコーダーが吹けるように。これは大変便利です、ぜひPCの前にリコーダーを置きましょう。

 

さて、15年以上前、私は「janne da arc 」というバンドが好きでした。2006年の活動休止前あたりはアルバムを買うのみでライブに行くこともなく、個々の活動もここ数年で知ったり、とウォッチをしていない時期もありました。

活動は現在もしておりませんが、今でもよく聴きますし、先日はギターのyouさんがサポートを務める、森重樹一さんのライブにも行ってまいりました。youさんに至っては、ソロ活動をしていたのも数年前まで知らなかったという。とてももったいないことをしていました。

でも、yasuさんの声はもちろん好きでしたし、youさんの無茶な感じも、ka-yuさんのシャレオツな弾きっぷりも、kiyoさんがカブのガスのにおいが好きと言っていたところも、shujiさんのメトロノームっぷりも好きでした。今でも好きです。

 

janne da arc」といえば、youさんの速弾き。youさんは、うつむいてタッピングしている姿が印象深いですね。

私が吹きたかったのは、「vanity」という曲のギターソロでした。まぁ、吹けなかったんですけど。吹けるわけないですよね。譜面みてわかるのか、これ?耳コピの限界です。音も足りない。でも、こんなの吹けたら気持ちいいだろうなーと思うので、アルトリコーダーを吹けるようになったらぜひチャレンジしたい。

しかし、ピックでするタッピング(ピロロロロロロロピロロロロロロ……のところ)の部分は、「リコーダーを小刻みに揺らす」「もしくは私が小刻みに揺れる」という奏法であることを発見しました。人に見せられない奏法ですね。

 

アルトリコーダー案件が多い中、「vanity」のメロディーラインはソプラノでもなんとか吹けます。もちろん、随所に「ピーーー!」は入りますよ。それもライブ感があって洒落てるってもんです。でも、リコーダーを吹きたい「janne da arc」が好きな方にはおすすめの一曲ですね。

 

そんなわけで、リコーダーであまり吹かないであろう自分が好きな曲を吹いていきたいわけです。しかし着地点は「スカボロ―フェア」なんですよね。果たしてどっちが難しいのだろうか?(いや、スカボローフェアのが早く吹けるよね、どう考えても)


あーいしてもーいーかあーい?(リコーダーだけど)

今日から子供たちの授業が始まりした。

今週に入って、やっと音を出せたんです。ゆっくり練習できました!

しかし、毎日練習しないとダメですね。「きみを乗せられない」って感じです。地平線は輝かず、さあ出かけられません。かばんも見当たらねえ。

で、気を取り直し、YouTubeで好きなミュージシャンを見ていました。曲を聞きながら、メロディーラインをリコーダーで追っかけたり。これがなかなか楽しいんです。耳も鍛えられるんじゃない?と悦に入ってみたり。

さて、リコーダーを片付けようと思ったときにふと、Gacktの「バニラ」を思い出しました。サビのとこ、吹けるんじゃない?と。

あーいしてもーいーかあーい?

吹けたんですよね。

あーいしてもーいーかあーい?
あーいしてもーいーかあーい?

調子に乗って繰り返しちゃいました。改めて曲を聞いてみると、音が違いました。アルトリコーダー案件でした。

さて、花に水やりでもしようと思って外に出たら、向かいの家では、植木屋さんが作業中でした。逃げるように家に入りましたね。

下手くそなリコーダーのくせに、愛してもよくないですね。これからは外を確認して吹こうと思います!